【伝統と誇りの名物 「稲花餅」】
蔵王温泉には、とっても可愛くって、美味しいお餅があります。
「稲花餅(いがもち)」と言って、本物の笹の葉の上に三つ小さめの白いお餅をおき、黄色く染めたお米の粒が飾ってあって、とても愛おしい感じのお菓子です。餅の中には甘さ控えめのこし餡が入っていて、もちもちした歯ざわりで、実に味わいを深めてくれます。
普通、温泉に行くと、朝、お土産物屋の店先でもうもうと湯気を上げている風景が見られます。どこにでもあるような
温泉饅頭です。アツアツお饅頭は美味しいですよね。
しかし、この蔵王温泉の「稲花餅」は、もっとコダワリのある伝統的な餅菓子なのです。
「稲花餅」は古くから蔵王温泉街の各土産物屋で、名物として作りつづけられてきました。
【本物の笹の葉のコダワリ】
餅の下に敷く笹の葉は、今も蔵王の山から採ってきた本物の「隈笹」の葉を使っています。
笹の葉の独特の風味が微かに餅に移り、口の中にほのかに香ります。 どこかに郷愁が漂う、郷土の餅菓子でもあるのです。
是非食べてみたいと言う方は、商店会の各お土産物屋さんにご用命ください。
ただしこの「稲花餅」は日持ちがしません。添加物を使用していないためです。お買い求めいただいたらその日のうちにお召し上がりください。笹の葉の抗菌作用で腐りにくいのですが、すぐかたくなってしまいます。
もし、かたくなってしまった場合は、ご飯を炊いて、炊き上がったお釜(電気釜)の中で10分ほど蒸らしますと、出来立てのように温かくやわらかくなります。
また天ぷらの衣を付けて、揚饅頭にしても美味しくいただけます。 |